前回、セックスには心と体が必要というお話しをしました。
心半分、体半分ですね。
どちらが欠けても女性は満たされないでしょう。
テクニックに関しては、勉強しなければ、身につくことはなさそうです。
しかし、逆にいえば勉強し実践することで身につきますので、そこで男性は自信を持てるでしょう。
そこを勉強している男性は少ないから、なおさらです。
「こんな気持ちの良いセックスは初めて!」といわれる程度のテクニックを手に入れることは、実はそんなに難しいことではありません。
彼女がいて、いつでもセックスできるのであれば、努力の方向性さえ間違わなければ、半年後、一年後には全くの別人になれると思います。。。。
自信が付くと嬉しくて、どんどん好奇心が膨らみます。
もちろん彼女も喜んでくれます。
セックスの関係が良くなれば、セックス以外の関係も良くなります。
良いことだらけです。
途中までは。。。
???
はい、テクニックを手に入れると、いつかどこかで落とし穴が待ち受けています。
ある時を境に女性が逝き難くなるかも知れません。
「自分は今までと同じようにセックスしているつもりなのに。。。」
そうなったら、考えて欲しいのです。
自分本位のセックスをいていないかどうか
をです。
以前に多くの男性は自分本位のセックスをしていると書きました。
- それは前戯の少ないセックスであったり、
- 自分が挿入して逝くことしか考えていなかったり、
- 女性のキモチイイ所を探す努力をしないことだったり、
- キスもしないで自分が逝っておしまいだったり、
- 終わって直ぐに寝てしまったり、
いろいろあると思います。
自分は女性をたくさん逝かせてあげて、気持ち良くしてあげて、自分本位のセックスはしていない。
そのように自負している方でも、スランプに陥ったら、じっくりと考えてみて下さい。
本当に自分本位でないかどうか?
目の前の大切な女性を気持ち良くさせてあげたい、そしてそうなってくれることは自分自身にとっても実に嬉しいものです。
だから女性をたくさん逝かせようとしているのです!よね??
よね?? って気になりましたか?
気になりますよね。笑
何が言いたいのかと言えば、
逝かせることが、自分の趣味になっていませんか?
ということです。
もちろん100%趣味で、心がゼロということはないにしても、
目の前の女性を思う気持ちよりも、逝かせるというテクニックに夢中になっていませんか?
もしそうであるとすれば、女性は「物として扱われている」と感じてしまうかも知れません。
つまり心の欠如です。
女性はそのへん敏感に感じ取ります。
セックスに冷めます。
そうすると、
女性は感じ難くなり、濡れ具合も悪くなります。
逝き難くなり、逝く回数が減ります。
これはテクニックが身についてきた頃に、少なからずの男性が経験するのかも知れません。
男性が自分自身のことを冷静に見つめてこのことに気付かなければ、このような状況から脱する事は難しいでしょう。
男性が頑張れば頑張るほど、焦れば焦るほど、結果は反対方向に進みます。
繰り返しになりますが、女性はセックスの時に心をとても大切にします。
男性のテクニックはあくまでも、
心のコミュニケーションの現れでなけらばなりません。
女性を大切に思う気持ちが先ずは必要で、そのために女性を気持ち良くさせてあげたいという気持ちが生まれます。それを具体的にするとテクニックを磨くということに繫がってくるかと思います。
しかしテクニックの効果が見えてくると、いつの間にか目的がすり替わってしまいます。
また、女性に喜んで欲しいがために、「女性のために」セックスをしているという部分が大きくなり過ぎると、女性は心から楽しむことが出来なくなります。
つまり男性も楽しんでいて、初めて女性も心から楽しむことが出来ます。
最近、彼女が感じ難くなったと思ったら、このへんのバランスが崩れていないか、エッチの最中に自分の心がどこあるのか、考えてみると良いかもしれません。
相思相愛であれば、バランスは取りやすいかも知れませんが、油断は禁物ですよ。
では。